【浅草手土産】と言ったら「亀十」のどら焼き!3大どら焼き比較

みなさん、どら焼き好きですか?
私は和菓子が好きなのですが、豆大福やお饅頭、わらび餅を選びがち。
先日浅草に訪れる機会があったので、せっかくなら名物あるかな、と調べていたら
「有名人も御用達」の亀十さんが有名と知り、足早にお店へ向かったのです。

そして、感動。どら焼きがこんなにもおいしい食べ物だったなんて。知ることができてよかった。
そして好奇心がわいてきます。東京3大どら焼きと名高い残りの2つのどら焼きが食べてみたい。

なんと運よく、亀十の感動から2か月の間に、残りの2つも食べることができました。
これもまた、感動。
世の中には同じような見た目で、同じ呼び名なのに、それぞれにこだわりや特徴があって、全く違う…という食べ物があるのだと実感。人生100年時代と言いますが、100年あっても味わうことができずに人生を終えてしまう食べ物がほとんどなんだろうと、考えてしまいました。

少しでも多くの感動の味に出会いたい。そう思わされた、東京3大どら焼きでした。

目次

東京三大どら焼き+α 比較

スクロールできます
比較項目亀十(浅草)草月(東十条)うさぎや(上野)くろーばー結び(谷中)
値段390円120円240円190円
大きさ大きい
(直径11㎝、厚み3㎝ほど)
小ぶり
(直径8cm、厚み2.5cmほど)
中間
(直径10㎝、厚み3㎝ほど)
甘さひかえめ(生地)甘め甘さ控えめ上品甘め
食感ふわふわしっとりもちっもちっと弾力弾力ふっくらしっとりとろけるもちっむぎゅ
賞味期限3日2~5日
(季節により異なる)
2日3日
原材料砂糖、小麦粉、卵、大納言小豆、膨張剤砂糖、小豆、小麦粉、卵、はちみつ、塩、増粘剤(寒天)、重曹砂糖、小豆、小麦粉、全卵、はちみつ、水飴、膨張剤
営業時間10:00‐19:0010:00‐18:009:00‐18:00(16:00以降は予約)11:00~17:00
休日不定休火曜日水曜日不定休

浅草名物「亀十」のどら焼きにたどり着くには行列必至!何分並んだ?

私が浅草を訪れたのは冬の澄んだ空が晴れ渡る土曜日。
12時ごろ浅草駅に着き、スマホ片手にお店へ向かいます。
道中、何か行列ができていて、何だろうと思いながらお店の方へ進みます。

お店を発見!どら焼き以外にもいろいろ売っているんだなぁと、お店の中に入りました。
すると「申し訳ありませんが、ご購入の方はこちらに並んでいただいています。」と声を掛けられました。
こちら?と思って振り返ると、
ガードレール沿いに並ぶ人が、、、もしかして、あの行列は、この行列の最後尾だったのか!と驚きながら、
もと来た道を戻ります。

この日は50分並んで、購入できました。
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さらに後日冬の寒い土曜日、開店時間ちょうど10時に浅草駅に着くと、さらに長い行列が、、、
1時間10分並んで、再び幸せの味にたどり着きました。

亀十で買えるものは何?~お店に近づくとメニューが回覧されました~

亀十のメニュー①
亀十のメニュー②

こちらが、亀十の主要商品。(2022年12月時点)

  • どらやき(390円)
  • 松風(280円)
  • 最中(360円)
  • きんつば(180円)

このほかにも店内に入ると、おせんべいなど様々な商品が置いてあります。

亀十の注文方法

こちらもメニューと一緒に回覧されました。
注文時にお店の方とスムーズにやり取りをするための心の準備ができてよかったです。
「〇〇をバラで●個ください」「〇〇の●個入りを□箱ください」といった感じですね。

亀十さんは手土産として大量に購入される方も多いので、”バラ”か”箱”か伝えるのがポイント

今回は、

  • どら焼きの黒
  • どら焼きの白
  • 松風

をバラで購入しました。

実食!亀十の どら焼き と 松風

亀十の松風とどら焼き

用事を済ませて帰宅。
夜ごはんのデザートにいただきました。

どら焼き 実食レビュー

亀十のどら焼き

東京3大どら焼き(上野 うさぎ屋、東十条 草月)の1つ

北海道十勝産の厳選された小豆をつかった「黒あん」
手亡豆(てぼうまめ)という白インゲン豆をつかった「白あん」

をシフォンケーキのようにふんわりとやさしい食感の生地がつつむみます。
ふわふわなのにちょっと弾力もあり、
生地はそこまで甘くないのであんことベストマッチ。

これは、どら焼き好きになります。
どら焼きというよりは”亀十のどら焼き”が。
感動しました。

松風 実食レビュー

蒸しパンのようなフカフカモチモチの生地は、ほのかに広がる黒糖の風味。
後から追いかけてくるつぶし餡の優しい甘みが絶妙です。

もちもちした食感と香ばしい黒糖の風味のとりこになりました。

実食!東十条の草月も食べてみました

草月黒松

東京3大どら焼きの1つ、東十条の草月
こちらも食べてみました。どら焼きですが名前は「黒松」

草月黒松断面

特徴的なまだら模様の皮は手で掴むとふんわりと柔らかく、半分に割ると中の餡がはみ出してしまいそうなほど優しい感触。噛むと生地の断面が軽くモチッとしていて、黒糖の風味と蜂蜜の自然な甘さが口に広がっていく。
つぶし餡は餡の甘さの比率が良く、小ぶりながらも物足りなさを感じさせません。

この値段でこの満足感。行列ができるのも納得です。

実食!上野のうさぎやも食べてみました

金曜日の9時すぎに伺うと、列はできておらずすぐに購入できました。

うさぎやのどら焼き

Theどら焼きって感じです。幼いころからアニメで見てきたどら焼きはこれですよね。

100年にわたって守り継いできた餡が最大の魅力です。
半分に割ってみると、つやつやとみずみずしい粒餡が姿を見せます。
すべて同じ粒のあずきを使用する、上野のうさぎやの餡。
このみずみずしさ。たまりません。あんこの風味も豊か

1口目、ほんの少し弾力を感じた後、どんどんと口の中でとけていく生地。
しっとり滑らかで上品な味。甘すぎずあんこの風味と優しい甘さに包まれます。

うさぎやのどら焼き

生地へのこだわり

上野うさぎやのどら焼きには、レンゲの蜂蜜が使われています。
はちみつの中でも超高級品といわれるレンゲの蜂蜜は、まろやかな甘みの中にほのかな花の香りがします。

そんなれんげはちみつをカステラ生地に練りこんでいるので、上野のうさぎやどら焼きは生地だけで食べても美味しいです。

餡へのこだわり

収穫した時点で選り分けると、店舗に届く前に一度穀物商が手選りします。この時点で粒はほぼ均一ですが、上野のうさぎやはこれだけだと満足しません。
仕入れたあずきを浸水させている間に、職人が一粒ずつ大きさを確認し、雑味や食感に影響する未熟なあずきを選り分けます。こうした地道な手作業を各工程ごとに繰り返すことで、ようやく餡が炊き上がります。
ところがこれで完成ではありません。
炊いた餡は2日間寝かせます。あえて餡を寝かせることで、あずき本来の風味や上品な甘み、さらにツヤが増します。また手間を惜しまず創業以来受け継がれてきた製法を守り続けることで、「東京三大どらやき」と呼ばれる上品などら焼きの餡が完成します。

東京3大どら焼き!並ぶ価値あり

並んでも買いたい!並んででも誰かに気持ちを届けたい!そう思える一品ぞろいでした。
平日はあまり並ばずに買えることもあるそう。
オンラインで購入できないからこその、並んで買う特別感がまたいいですよね。
甲乙つけがたい。さすが東京3大どら焼き

ぽてころ

浅草や十条、上野に訪れる際は、ぜひご賞味ください!

おまけ~やってみたいことが1つ増えました~

草月(東十条)→くろーばー結び(谷中)→うさぎや(上野)→亀十(浅草)ウォーキング

11㎞らしいのです。歩けるのです。グーグル先生曰く、2時間30分。

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